どんな機能?
「ニーズ」は、カップルでお互いの心のニーズを記録・共有できるPhorbのトラッカー機能です。「安心」「穏やかで静か」「身体的な愛情」といった短いリストから選ぶだけで、パートナーに通知が届きます。家事の分担表やToDoアプリのように家の用事を管理するものではなく、お互いの心に何が必要かを伝えて記録します。ニーズを共有すれば、いまハグしてほしいのか、1時間そっとしておいてほしいのかが迷わず伝わります。
Phorbでの使い方
- 「今日」タブで感情を共有すると、数秒間だけ「ニーズ」カードが「ニーズを共有」ボタンに変わります。それ以外のときは、「ニーズ」カードをタップしてから「+」をタップします。
- 「ニーズを選択」シートが開きます。感情の共有から開いた場合は、一番上の「この気持ちへの提案」にその感情に合うニーズが並びます。たとえば「恐」を共有したあとなら、「安心」「安心したい」「確認」「サポート」が表示されます。
- 下にスクロールすると、4つのグループに分かれた全17種類のニーズから選べます。 - 身体と親密さ: 身体的な愛情、身体的な親密さ、感情的な親密さ、つながり - 支えと安心: 安心、確認、言葉での励まし、サポート、安心したい - 承認と注目: 注目、見てほしい、大切にされたい、聞いてほしい、称賛、尊敬 - 距離と平穏: 少し距離を、穏やかで静か
- 1つか2つ選んで「共有」をタップします。パートナーには「レンがニーズを共有:安心」といった通知が届きます。
- 共有したニーズは、その日の終わりまで、または新しいニーズを共有するまで、ふたりの「今日」画面の「ニーズ」カードに表示されます。パートナーはそれを開いて絵文字でリアクションできるため、見てくれたことがすぐわかります。
- 気持ちが落ち着いたら、「ニーズ」の一覧で「大丈夫」をタップします。ニーズを共有してから1時間たつと、このボタンは「ニーズ」カードにも表示されます。いまはもう特別なサポートが要らないことがパートナーに通知されます。
これまでのニーズを振り返る
共有したニーズはすべて「ストーリー」のその日の記録に、ふたりの感情と並んで残ります。日付を開けばお互いに何を求めていたかを見返せますし、何週間かさかのぼってスクロールすれば、仕事で遅くなった日のあとに「穏やかで静か」を求めやすいといった傾向にも気づけます。
ふたりに役立つ理由
あいまいなお願いは、言われた側もどう応えればいいか迷ってしまうものです。「もっと支えてほしい」という言葉だけでは、夕飯の支度を手伝ってほしいのか、10分間ただ話を聞いてほしいのか、静かな夜を過ごしたいのかわからず、パートナーは推測するしかありません。具体的な名前がついたニーズなら、相手は最初に何をすればいいかがはっきりわかり、あなたも改まって重い話を切り出さずに気持ちを伝えられます。
カップルを対象とした研究も同じ方向を示しています。55組のカップルが2週間にわたって記録をつけた研究では、自分のストレスを具体的に言葉にして伝えた人ほど、ふたりで問題に向き合う際にパートナーがよく応えてくれていると感じており、その応答性の高さが関係への満足度の高さにつながっていました(Pagani et al., 2019)。わかりやすいメッセージを送ることで、相手も思いやりのある行動を返しやすくなります。
こんな使い方も
- くたくたに疲れた日の夜に。 「ストレス」を共有したあと、「穏やかで静か」を選びます。質問はあとにしてそっとしておこう、とパートナーに伝わります。
- 遠距離の電話の前に。 「聞いてほしい」を選んでおきます。パートナーは自分の話をする前に、まずあなたの1日について聞くところから通話を始められます。
- 言い合いのあとに。 「少し距離を」を選びます。また話せる気持ちになったら「大丈夫」をタップすれば、仲直りの準備ができたことが相手に伝わります。
- のんびり過ごす日曜日に。 「つながり」や「身体的な愛情」を選んでみましょう。気負わずに甘えたいときのわかりやすいサインになります。
- ロック画面から。 「自分のニーズ」ウィジェットを追加すればアプリを開かずに今日のニーズを選べます。「パートナーの状態」ウィジェットを置けば、相手の感情とニーズがひと目でわかります。



